【盛況御礼】横浜市民子どもミュージカル 忍~SHINOBI~2025

横浜市内・近郊の小学1年生~高校3年生27名、1人1人が全力で松竹大船撮影所を舞台に役に生き抜きました。私は今回音楽監督として引き続き歌唱指導と共に作曲家の思いを汲み取り、皆さんが全力で輝くお手伝いを担当させていただきました。

今は無き場所ですが、そこに生きた人の姿や思いを想像して全力で取り組む姿は1人1人尊かったですし、この3か月の経験を経て成長を見守ることが出来、指導者冥利に尽きる時間でした。

このような舞台経験は他者への思いやりはもちろんの事、想像して行動する力、空間を埋める能力(何が足りないか、必要かを察知して動く)を高め、日常に大いに役に立つ事はもちろんの事、本人を形成する素地になると改めて感じました。

単に歌って踊って目立ちたい!という子どもたちの集まりではなくて、恥ずかしがり屋だったり、自らの考えや思いを伝えられない子もいます。そういう子が自分と戦って乗り越える場だったり、この経験を経て新たな自分を発見する場になったりも。

アクティブマインドでぶつかることが怖くない安全な空間で、失敗も厭わずぶつかり出来るようになっていく姿を何度も目撃していますが、それこそ子どもたちに大事な機会だと私は信じています。

これからもまた、関わると思いますが、また新たな個性たちと一緒に舞台を作っていけると思うとワクワクします。
楽しい事ばかりではありません。だからこそ出来たときの喜び、完成したときの感動は半端ない。

ピアノも同じですが苦しんだり、悔し泣きの数だけ、達成したときの感激や歩みの喜びを実感できる。
そういった経験をこれからも一緒にしていけたらと思います。

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